ふわとろオムライスの作り方

言語のプールの外で

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元気になってきたので未来のことを考えている。

30年以内にアジアが発展してEUみたいな感じになってそう。日本の立場はEUのドイツみたいな感じだろうか。インドやベトナムの人は必死で豊かになりたいと思って日々を生きているので日本と差はどんどん縮まっていくのは自明。

自動翻訳サービスが完璧になるから語学は無駄になるみたいな言説があるが、雑だと思う。

表面的な会話をするには翻訳サービスはとても役に立つものになっているだろうけど、外国の人と心が響き合うような会話ができるというレベルには絶対ならないだろう。語学をやるといっても、新聞や論文が英語で読めるだけでなく、言いたいことをレトリックを用いて書ける、英語でジョークが言えるくらいでないとコミュニケーションとして厳しいだろうなあ。英語の勉強はあまりしてないけど、英語の夢をよく見る。ちゃんと勉強したらもっと本格的な英語の夢が見えるだろうか。

 

最近は正しく読む力が一番大事な気がしてくる。

曲も何回も聴かないと細部がわかってこないように文章は何回も読まないと真意というのはわからない。特に内容の抽象度が高くなってくればくるほど、主体的に読むということが必要になってくる。早く読むことの価値の方が一般的に取り上げられるが、そもそも早く読めるような文章は既に知ってることが書かれた文章なので読む意味があまりない。人は知ってることしか読めないとさえ言えるかもしれない。

 

RadioheadのLiftという曲、コード進行が洋楽感覚すぎてあまり聴いてなかったけど改めてよく聴いてるとkey=BでB→Aという進行をここまでエモくできるの天才な気がしてきた。エモいコードを使ってエモくなるのは当たり前だけど、B→Aみたいなコード進行で曲の温度を高められるの凄いと思う。ラストのボーカルがG♯に当てるところが本当によい、この1つの音符に魂を感じる。