ふわとろオムライスの作り方

言語のプールの外で

1208/17

大学のwebで提出する課題があって、説明(特任教授が書いた)の中で用語がリンクされてたのでwikipediaかな?と思って押して飛んだらwikipediaだったのがツボって笑ってしまった。wikipediaをディスりまくる教授も中にはいるけど、全般的にwikipediaとズブズブになっている。数学や物理やコンピュータ関連(そういうえば、向こうでは理系とか言わずにSTEMと言うらしい)についての用語に関しては英語版wikipediaが圧倒的に充実している。日本語版wikipediaの方が充実している時代は永遠に来ないし、あと30年以内で日本語で得られる情報はどんどん貧しいものになっていくんだろう。そう考えていると英語に投資し続けないといけない感じがする。

 

TOEICを初めて受けてわかったけれど、TOEICに名前をつけるなら"ビジネス英語に関するリスニングとリーディング選択式テスト"だなあと思った。ビジネス英語ではわかりやすい完結な言い回しが好まれるので、簡単な動詞+前置詞の言い回しが英語のニュースや論文に比べて異常に多い気がした。なので句動詞に関する本を買った。あと趣味で語源の本を買った。

 

TOEICの問題集をやる気が全くおきない。そもそもまだ買ってないのだが、しんどいなと思う。なぜか。

英語基礎力 + 英語を聴き取る耳の力という土台がまずあり、その上にビジネス英語力があって、さらにその上にTOEICというテストに対する形式/パターン慣れという構造になっている気がする。TOEICを目標にしてパターン慣れなどという無意味な勉強をするより、英語で書ける話せるという方を目標にして英語の勉強した方が良さそうだからだ。(少なくとも英語で論文が読める、あと書けないと大学の中でしんどい思いをすることになるだろうという予想がある)

 

日本語を書くときであっても、英語に自動翻訳でなるべく直しやすいような文構造と語彙を使うことがだんだん求められていくようになるんじゃないかなあと思う。

 

話を戻すけど、TOEICは"ビジネス英語に関するリスニングとリーディング選択式テスト"みたいに固有名詞にわかりやすい名前をつけて世界を理解していくことは大事なんじゃないだろうか。

数学で定理の命名方法で、「(数学者の名前)の定理」というのが大量にあるけど、あれはどうなんだろうと思う。もし化学で、化合物の名前を発見者の名前にしてたらカオスすぎると思う。

まあ、化学の相手は自然だから、人の名前が付くのは実験法とか合成法に限るんだろう。逆に、数学の定理に数学者の名前がついてしまうところに数学の属人っぽさを感じる。

名は体を表すをモットーに、(数学者の名前)の定理に名前をつけていきながら勉強しようかな。

ハイネの定理...はコンパクト集合上関数一様性連続定理⁇ 長ったらしくなるから数学者の名前をつけるしかないせいのなのかもしれない。